ようこそ!「もしもし雑学通信社」へ

「人生・生き方」「教育・子育て」「健康・スポーツ」などについて考え、雑学的な知識を参考にしながらエッセイ風に綴るblogです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「教職のもつ魅力や醍醐味」とは…~鹿嶋真弓著『教師という生き方』を読んで~

近年、公立学校の教員の「働き方改革」やそれに伴って議論になっている「部活動」指導の在り方の視点から、教職のブラックな面が強調されるようになってきた。また、最近の当ブログの記事内容も同様な視点から綴ったものが多くなっている。しかし、私は教職…

生徒や保護者にとっての「部活動」のブラックな面について考える~中小路徹著『脱ブラック部活』を参考にして~

以前の記事で、「部活動」指導に係わる教員の「働き方改革」の現状及び今後の行方について綴った。その際に、「部活動」が学校の教育課程外の「生徒による自主的、自発的活動」でありながら、「超勤4項目」以外は原則的に時間外勤務が職務上の命令できない…

久し振りに「生活科」学会の実践発表検討会に参加させてもらいました!

「現在の生活科の実践的課題は、“深い学び”と“気付きの質の高まり”がキーコンセプトなのかな。」というのが、会員の先生方の協議を聴いていた私の抱いた感想であった。私が現職中には当検討会に参加し協議する中で、「生活科」はもちろん他教科等における教…

小中学校教員を対象に「教育論文の書き方」の講話と演習を行いました!

今月13日(土)の午前中、市内の小中学校教員42名を対象にして、本市教育研修センターにおいて「教育論文の書き方」の講話と演習を行った。これは、本年度の本市教育創造セミナーの第3回目として、私の大学同期生が行った「教育関係法令等」に関する講…

「部活動」指導に係わる教員の「働き方改革」の現状及び今後の行方とは…~内田良著『ブラック部活動―子どもと先生の苦しみに向き合う―』から学ぶ~

前回の記事は、「給特法」の下での公立学校の教員の「働き方改革」について綴った。その中で、2016年度に実施された文部科学省による「教員勤務実態調査」の結果に触れ、小中学校の1週間における時間外勤務の合計は平均約20時間にもなり、多くの教員…

「給特法」の下での公立学校の教員の「働き方改革」の中身とは…~内田良・苫野一徳著『みらいの教育―学校現場をブラックからワクワクへ変える―』を参考にして~

長時間労働による過労死等を防止し、労働環境を改善するために、今「働き方改革」が推進されている。そのような中、民間の大企業では本年4月から労働基準法に則って罰則付きの時間外労働の上限規則が適用され、私の勤務する公益財団法人の事業団にも同様の…

身近なところにいた「モンスターペアレント」との格闘エピソード(2)~福田ますみ著『モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―』を読んで回想する~

前回の記事では、私が市内のある中学校に校長として在任していた当時の、身近なところにいた「モンスターペアレント」との格闘エピソードについて回想したことを綴った。そして、最後の一文には「もう二度とあのような経験はしたくないというのが本音である…

身近なところにいた「モンスターペアレント」との格闘エピソード(1)~福田ますみ著『モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―』を読んで回想する~

先月26日(水)と27日(木)の両日、教職員共済生活協同組合・定期総代会へ出席するため東京に出張した。その際に宿泊したホテル近くのブックオフで『モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―』(福田ますみ著)という文庫本…

ブログも“双方向性”のコミュニケーション機能を活かせないかな…~当ブログ記事投稿数100回を突破しての期待と願望~

昨年12月から当ブログを始めて7か月、前回の記事でやっと投稿数が100回に達した。前半の50回に達したのは約2か月半経った頃だったが、後半の50回ではその約2倍弱の時間を要したことになる。これらの理由は、本年2月11日付けの記事「ここらで…