2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
前回、孫Hの発語や活動等の内容を綴った記事をアップしたのは、Hが満3歳の誕生日(本年2月11日)を迎えて間もなくの頃だった。あの頃、Hの発語内容はまだ簡単な〈主語+述語〉の文で話したり、自分の名前や年齢を何とか間違えずに言えたりする程度で…
一昨年の12月2日から当ブログを始めて約1年7か月、今回の記事で投稿数が200回に達した。「200回!」である。我ながらよく頑張ってきたなあと思う。しかし、前半の100回を達するのに約7か月間を要したのに比べると、それからの100回に約1…
5月下旬頃に6月のEテレ「100分de名著」で取り上げるのが『純粋理性批判』(イマヌエル・カント著)だと知った時、私はやや尻込みをした。その理由は、何といっても『純粋理性批判』は超難解な哲学書であると聞いていたし、そもそもカントという哲学者…
台湾新幹線プロジェクトの軌跡を縦糸に、日本人と台湾人の温かな心の絆を描いた吉田修一氏の傑作小説を、NHKと台湾の公共放送局・PTSが共同制作してドラマ化した。そのドラマ『路(ルウ)―台湾エクスプレス―』が、5月16日(土)を皮切りに3週連続…
ここ最近の記事は、「尊敬されない教師」や「信頼されない教師」等に関する内容を取り上げることが多かった。そして、それらの実態にはやむを得ない歴史的・社会的・経済的な背景があるとともに、学校や教育委員会の旧態然とした体質にも要因があることを綴…
ここ数回の記事において、教師が尊敬されなくなった歴史的な経緯や公教育を担う教師の在り方、さらに教師を尊敬することが子ども自身の「学びの主体性」を保障する考え方になることなどを綴ってきた。しかし、教師たちの中には「尊敬」どころかその基本であ…
前回の記事で、私は日本において教師が尊敬されなくなった歴史的経緯について触れたが、これは学校における「教師と子ども」という教育関係を対象としていた。ところが、社会や世間にはこれとは位相の異なる、例えば武道や茶道等の様々な「道」における「師…
「いつから教師は尊敬されなくなったのか?」という問いは、以前は尊敬されていたが今は尊敬されなくなったという歴史的経緯を考察することになる。確かに私自身の経験でも、昔は教師に対して保護者や子供たちは尊敬の念を抱いていたと言える。少なくとも、…
私は「安野光雅」の絵が好きである。いつ頃から好きになったのかは定かではないが、娘たちが幼い頃に買ってあげた『天動説の絵本―てんがうごいていたころのはなし―』という彼の絵本が自宅の収納棚に仕舞っていたので、今から30年ほど前にはファンになって…