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「人生・生き方」「教育・子育て」「健康・スポーツ」などについて考え、雑学的な知識を参考にしながらエッセイ風に綴るblogです。

健康・スポーツ

“便秘”を解消するための効果的な対処方法はないの?~辨野義己著『大便通―知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌―』から学ぶ~

先月28日(木)、私は「虚血性大腸炎」という病気のために緊急入院することになり、今月5日(木)までの8日間、入院生活を余儀なくされた。ここ4回ほどの記事は、この入院生活中にベッドの上で読了した本を取り上げた文章を投稿した。実は退院する際に…

入院生活を一人旅としてとらえる~帚木蓬生著『閉鎖病棟』をきっかけにして~

昨年12月から当ブログを運営してきて以来、この1年間で記事の投稿間隔が2週間ほども空いたのは今回が初めてである。その理由は私の怠慢という訳ではなく、その間に思わぬ入院生活を余儀なくされたからである。 …先月27日(水)の夕食後しばらくして、…

実践すれば寿命が10年は延びる「のど体操」とは…~西山耕一郎著『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』から学ぶ~

前回の記事で、高齢になるとむせたり痰が出たりすることが増え、そのことが原因で「誤嚥性肺炎」を患って死亡する場合もあるので、普段から「むせない力」を鍛えておくことが大切になると述べた。そして、そのために必要とされる舌や呼吸筋を鍛えるトレーニ…

高齢者自身が知っておくべき老化対策とは…~平松類著『老人の取扱説明書』から学ぶ~

前回の記事で取り上げた『老人の美学』(筒井康隆著)と同様に、自宅近くの書店で何気に書名に興味をもって手に取った本がある。『老人の取扱説明書』(平松類著)である。最初、書名を見た時は、何だか高齢者に失礼な題名だなと思った。しかし、ペラペラと…

初のベスト8になったラグビー日本代表の強化に尽力したミスター・ラクビーの挑戦!~平尾誠二著『「知」のスピードが壁を破る―進化しつづける組織の創造―』を読んで~

11月2日(土)、日本で開催された第9回ラクビーワールドカップの決勝戦が、横浜国際総合競技場を会場にして行われた。結果は、南アフリカ共和国が32対12でイングランドを撃破して3度目の優勝を飾った。この約1か月半の間、多くの日本人がラクビー…

「精神の健康保持」と「精神の自立・自律」を可能にするために~加島祥造著『求めない』から学ぶ~

特に東海・関東甲信・東北地方等に大きな傷跡を残した台風19号が、本日未明には三陸沖へ去って行った。まだ被害の全容ははっきりしていないが、東日本や北日本の各地に甚大な被害を与えたものと推察される。この災害によって亡くなった方には衷心より哀悼…

「手の散歩」を見直す!~外山滋比古著『「いつ死んでもいい」老い方』を読んで~

先日、市立中央図書館から借りた本は二冊ある。一冊は、前回の記事で紹介した『健康の味』(南伸坊著)。もう一冊は、今回取り上げる『「いつ死んでもいい」老い方』(外山滋比古著)である。外山氏は英文学専攻の文学博士であり、名の知れた評論家・エッセ…

健康の味を味わえる健康法?~南伸坊著『健康の味』を読んで~

前回、当ブログ記事の「カテゴリーのバランス」や「文体や論調のあり方」について反省的な文章を綴った。そのこともあって、先日、久し振りに市立の中央図書館に立ち寄り、「健康・スポーツ」のカテゴリーに入りそうで、しかも「肩に力の入っていない柔らか…

健康診断と職場の健康管理との関連について考える~亀田高志著『健康診断という「病」』を参考にして~

今月26日(月)に、65歳を迎える節目の人間ドックを受診した。場所は、本県の総合保健協会という公益財団法人の建物である。3年前にも受診した場所なので、当日の朝は8時に自宅を愛車でスタートしてから10分間ほどで迷うことなく会場へ着くことがで…

「がんもどき理論」や「がん放置療法」を提唱する「近藤誠理論」は間違っている?!~勝俣範之著『医療否定本の嘘』を参考にして考える~

本ブログの本年1月26日付けの記事の中で、中村仁一、近藤誠著『どうせ死ぬなら「がん」がいい』の内容の一部を紹介した。その後、著者の一人である近藤氏の著書『がん放置療法のすすめ~患者150人の証言~』を読む機会があった。その中で著者は、全て…

腰痛持ちでもテニスを楽しむことができるよ!~酒井慎太郎著『脊柱管狭窄症は自分で治せる!』で学んだ効果的な簡単ストレッチ~

私は20代後半頃、中学年の学級担任をしながら体育主任をしていて、そのハードな勤務実態が要因となってギックリ腰のような酷い腰痛になり、それ以来心身共に疲労が蓄積してくると腰痛に悩まされてきた。また、校長職の時には修学旅行から帰ってくると、左…

総合型地域スポーツクラブの「登録・認証制度」導入に伴う負の側面を危惧する!~本県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会・評議員会での議論内容から~

今月2日(日)の午後、県生涯学習センター・第4・5研修室を会場にして、本県の「総合型地域スポーツクラブ(以下、総合型クラブ)連絡協議会・評議員会」を開催した。議事の第1号議案から第5号議案までは概ねスムーズに進行したが、その他の中の「連絡…

本市における総合型地域スポーツクラブに係わる新たな動向について

今月27日(月)の夕方、私と係長の二人で当市スポーツ協会を訪問した。目的は、本市内の総合型地域スポーツクラブ(以下、総合型クラブ)への補助金制度導入の要請と、それに関連して我が国における総合型クラブの設立理由や経緯等についての説明、総合型ク…

東京都の地域スポーツクラブに関する調査研究報告書(平成30年度)の内容について

「東京都の地域スポーツクラブに関する調査研究報告書(平成30年度)」は、東京都の地域スポーツクラブ(以下、クラブ)の実態や地域住民の意識を把握し、クラブの課題解決や会員拡大に向けた基礎資料を作成することを目的に、国立大学法人筑波大学体育系 …

健康を守るための「腸内環境」の整え方とは…~辧野義己著『大便通』から学ぶ~

「えっ、これって血便じゃないの!?」 夜中、自宅のトイレの中で私は初めての下血を経験して、つい不安な気持ちを抑えきれず、つぶやいてしまった。 今から約5年前、教職最後の年度が始まった矢先、本県の教育研究団体の会長に選任されて1週間ほど経った…

「parkrun」(パークラン)という運動イベントのこと、知っていますか?

4月6日(土)の午前中、東京の二子玉川で日本初の「parkrun」(パークラン)が開催されるらしい。また、それ以降に開催する予定で準備が進んでいる地域が、神奈川・湘南、千葉・柏の葉、大阪・深北緑地、そして私の住んでいる愛媛・松山の4か所となってい…

スポーツは見えない?

以前、日本経済新聞に「スポーツは見えない」というコラムが掲載されたことがあった。著者は、美学者の伊藤亜紗氏である。私はこの表題を最初に見た時「??」と思った。「スポーツは見えない」とは、どのような意味なのか。また、「見えないスポーツ」など…

健康づくりに関わる全ての大人に求められることとは…

30年前ぐらいから子どもの「体力・運動能力の低下傾向」が続いていたが、最近はその傾向に歯止めがかかり向上傾向に転じている。しかし、スポーツの基礎となる走・跳・投に係わるテスト項目や握力は依然低い水準とどまっている。特に小学生は跳・投等の「…

どうなる?「総合型地域スポーツクラブ」の登録・認証制度の行方…

前回の記事において、人生100年時代におけるスポーツの役割を考える中で、「スポーツを中心としたコミュニティの構築」の大切さを述べた。その際に触れることができなかったが、その役割を我が国の各地域で担っている団体の一つが以前紹介したことがある…

人生100年時代におけるスポーツの役割とは…

最近の記事において、「教育・子育て」というカテゴリーの中で『日本進化論』(落合陽一著)の内容を取り上げてきたが、今回は「健康・スポーツ」というカテゴリーでも本書を取り上げてみたい。具体的には、本書の第6章「人生100年時代の『スポーツ』の…

薬は飲む方がいいの、飲まない方がいいの、どっち?

今春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、私の住んでいる地域では例年並みらしい。しかし、最近になって私は鼻水が流れたり、目がかゆくなったりする症状が少しひどくなってきた。また、それに付け加えて少し微熱があるように感じた。そこで、花粉症の症状が悪化…

運動習得能力の低い者に対する個に応じた指導について

ここのところ、障がいのある子や運動の苦手な子に対する指導法の工夫例について書く記事が続いた。その要締は、「個々の子どもの障がいや発達の特性や行う運動の構造的な特性を踏まえて、少し努力すれば達成する課題を設定して解決させながら、ステップ・バ…

「泳げない子を泳げるようにする指導」の在り方について

前回の記事で、ある方の「水泳教室」の実践記録に基づいて、障がいのある子や運動の苦手な子に対する指導法の工夫例を取り上げた。そこで今回は、今から3年半ほど前にある授業研究会において公開された小学校体育科の水泳学習の授業展開や、助言者として参…

障がいのある子や運動の苦手な子に対する指導法の工夫について

前回と前々回の記事で、小学校体育科の公開授業の展開概要や参観所感について書いた。その際に、アダプテットスポーツの特性や教育的意義について述べ、その考え方は障がいのある子や運動が苦手な子に対する指導・支援の在り方を再考する上で有効であること…

小学校体育科でアダプテットスポーツを学ぶ意義について考える

前回の記事で、地元の国立大学教育学部附属小学校で開催された本年度の教育研究大会における体育科・公開授業について取り上げた。私は現職の時、当附属小学校に15年間勤務したことがあり、退職後も毎年度この教育研究大会に参加している。そして、その参…

小学校体育科で扱うアダプテットスポーツの特性について考える

今月1日(金)と2日(土)の両日に地元の国立大学教育学部附属小学校で、本年度の教育研究大会が開催された。私はその二日目に公開された6年生の体育科授業「シッティングバレーボール!―共生・共汗・共働―」を参観するとともに、その後の分科会にも参加…

医者の本音・ホンネ(5)~「平穏死」という選択~

「医者の本音・ホンネ」シリーズの記事は、前々回で取りあえず締め括るつもりだったが、一昨日たまたま立ち寄った古本屋で『「平穏死」という選択』(石飛幸三著)という本を見つけた。パラパラとページをめくって斜め読みをしてみると、ある意味の「自然死…

プロレスって、プロのレスリングのことではないの!?

先日、夕方のニュースで、北海道の小樽運河にある赤レンガ倉庫の冬景色が映し出された。私はつい懐かしい感情が湧いてきた。というのも、今から2年ほど前の晩秋に私たち夫婦が翌春に結婚を控えた二女と一緒に道南地方へ旅行した時、当該の場所を訪れていた…

医者の本音・ホンネ(4)~「自然死」のすすめ~

前回の記事で取り上げた『どうせ死ぬなら、「がん」がいい』の読書経験をきっかけにして、その著者の一人である中村仁一氏が2012年1月に出版して50万部を超えるベストセラーになったという『大往生したけりゃ医療とかかわるな~「自然死」のすすめ~…

医者の本音・ホンネ(3)~どうせ死ぬなら「がん」がいい!?~

前回の記事の最後に、がん治療に関する「医者の本当のホンネ」を知りたいと書いたが、私のその願いを叶えてくれそうな本を見つけた。それは『どうせ死ぬなら「がん」がいい』(中村仁一、近藤誠著)という新書である。 著者の一人、中村仁一氏は1940年生…