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痛みと闘う日々(3)~「腰椎椎間板ヘルニア」発症の誘因について~

    夜、とんぷくの消炎鎮痛剤を服用しても、依然として断片的な睡眠時間しか取れない情況が続いていた。また、最近、左臀部の鈍痛という症状が加わった。そこで、12月14日(木)、1週間ぶりに二番目の整形外科病院を再々度受診し、これらの情況を愁訴した。

 

    B医師は、「夜、十分な睡眠が取れないのは辛いですね。」と言い、1週間分の睡眠導入剤を処方してくれた。また、「左臀部の鈍痛は、腰痛椎間板ヘルニアの典型的な症状です。症状の変化はよくあることです。全体的に痛みが軽減しているのなら、そんなに気にすることはないですよ。」と話された。しかし、その夜、睡眠導入剤を飲んだが、その後1時間ほどの睡眠しか取れなかった。また、日中は左臀部の鈍痛のために、椅子に長く座れなくなってしまった。なかなか出口の光が見えてこない…。

 

 とはいうものの、同月21日(木)には、常用している鎮痛剤が効いている日中、前屈みの姿勢ながら杖をつかないで何とか歩行することができるようになっていた。もちろん左下肢の痛みやしびれと左臀部の鈍痛を感じながらではあるが…。でも、発症時と比べたら現在の左下肢の痛みやしびれの程度は大きく軽減した。また、精神的な面でも随分安定してきた。発症してから約1か月間の自宅での安静と、鎮痛剤を主とした保存療法による治療等の効果である。

 

 そこで、「腰椎椎間板ヘルニア」を発症した誘因について、当時いろいろと思いを巡らせてみた内容をまとめてみる。

 

    今までの人生を振り返ってみると、私は20代後半にひどい腰痛を患ったことがある。その時は整形外科の治療よりも、整体や針等の治療に頼って治した。しかし、この腰痛はその後事ある毎に再発し、持病になってしまった。もしかしたら、この腰痛の原因は軽い「腰椎椎間板ヘルニア」だったのかもしれない。

 

    また、数年前に市内のある小学校の修学旅行で団長として引率した際に、左下肢(特にふくらはぎ)に痛みが走り、歩行が困難になったことがあった。その際は学校近くの整形外科病院を受診し、軽い「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されて薬物や牽引・電気治療等による保存療法を受けて治したことがあった。

 

    さらに、今回発症する数日前から、何となく腰部や左下肢に倦怠感を感じて、風呂の中でマッサージしたり布団の上でストレッチ体操をしたりしていた。そのような中、たまたまテニスの練習中に腰を強く捻ったことがきっかけで発症してしまった。つまり、もともと私は「腰椎椎間板ヘルニア」になりやすい体質なのである。私のこの体質に関する自己認識や健康保持に関するリスク・マネージメントが甘かったことが、発症の誘因になっていたのではないだろうか。また、否が応にも老化現象が進んでいる年齢にもかかわらず、激しい動きが求められるテニスを自分の現在の健康状態を考慮せずに行ったことも今回の発症の誘因になったのだと思う。

 

    今後は自分の年齢や体調、そして運動レディネスや能力等を考慮して自分に合った運動・スポーツ実践に心掛けたいと思っている。さらに、ある医学雑誌には、「椎間板ヘルニア」の発症にはストレスも誘因になると書いていた。現在の職場でストレスを感じることはほとんどないが、勝手に自分がストレスを作っている場合もあるので、これからは精神的なゆとりをもって、部下たちと対話的・協働的に仕事をしていこうと思った。