ようこそ!「もしもし雑学通信社」へ

「人生・生き方」「教育・子育て」「健康・スポーツ」などについて考え、雑学的な知識を参考にしながらエッセイ風に綴るblogです。

ここらで一休み、一休み!…~当ブログの運営方針についての見直し~

    当ブログを開設して約2か月半経過し、記事の投稿数も50を超えた。当初から私は投稿数が50に達したら、それまでの当ブログの運営方針を見直そうと思っていた。

 

 そこで今回は、開設した際におぼろげながら立てたブログ運営方針や、現在までの運営状況等を振り返り、これからの運営方針について見直してみたい。

 

    まず、投稿するぺースについては今回を入れて72日間に54の記事を投稿したので、平均すると今までは約1.3日ごとに記事を投稿したことになる。結構、速いペースである。これには、ある背景がある。というのは、私は教職を定年退職した後、現在の「生涯スポーツ社会の実現を図ることを目的とした事業を行う公益財団法人」に勤務しており、そこでA4サイズ1枚程度の記事を掲載した「もしもし生涯スポーツだより」という通信紙を年間に35~40号ほど発行している。実は今まで投稿した記事は、この約4年間に発行した通信紙の記事を再構成したものが多く含まれている。もともと当ブログを開設しようと思い立ったきっかけは、「もしもし生涯スポーツだより」に掲載した記事を職場の上司や同僚だけではなく、多くの人に読んでもらいたいという願いもあった。私の投稿ペースが速いのは、実はこのような背景があったのである。

 

    次に、このような背景が影響しているのは、記事の内容についても当てはまる。当ブログの記事のカテゴリーは、「健康・スポーツ」「教育・子育て」「人生・生き方」の3つに絞っているが、カテゴリー別の投稿数(重複あり)を見ると、「健康・スポーツ」が46、「教育・子育て」が15、「人生・生き方」が12と、圧倒的に「健康・スポーツ」の記事に偏っている。上述の背景を考えれば、当然と言えば当然の結果なのである。

 

    しかし、本年2月1日(金)と2日(土)に、私が以前に15年間勤務していた地元の国立大学教育学部附属小学校の教育研究大会に参加し、体育科の公開授業を参観して以来、「教育・子育て」に関する記事が増えてきている。この要因は“昔取った杵柄”で、授業研究に対してつい一家言を披露したくなってしまったからである。悪い癖だと自認しつつも、若い頃から授業研究に前向きに取り組んできたという自負もあり、何よりも「子どもたちにとって意味ある学びを保障する授業」を創造することは私にとって大変楽しく、やりがいのある仕事だったからである。それと、私には今日で2歳になる男子の孫が一人いる。長女夫婦は共稼ぎなので、私たち祖父母が孫の世話をする機会が多い。その孫育ての経験から子育て全般について様々な思いを膨らませることがよくある。したがって、これからは、「教育・子育て」に関する記事をもっと投稿していきたいと思っている。ただし、授業研究的な記事を投稿した時のPV数はほとんどないので、教師向けの専門的な内容ではなく、一般市民向けの日常的な内容にする工夫がいると考えている。

 

    さらに、私はもうそろそろ老齢基礎年金(国民年金)を満額受給する年齢になるので、否応なく自覚してしまう「老い」について思索を巡らせることも多くなった。健康寿命を伸ばし豊かなスポーツライフを創造するために「健康・スポーツ」に関する見識をさらに深めたいとは思っているが、それ以上に「老い」をどう生きるかという実存的課題も切実に意識するようになったので、これからは、同年代の方々にも共感してもらえるような「人生・生き方」に関する哲学・倫理学的な記事の投稿数も増やしていきたいと考えている。

 

 最後に、記事の文体や論調について見直してみると、当初はエッセイ風の文章にしたいと思っていたにもかかわらず、結果的には文体自体がやや堅苦しいものになってしまった。また、論調も自分が読んだ本の読後感想文や内容紹介文のようなものになってしまっている。読者の立場になってみると、私の当初の願いであった「茶飲み友達のように付き合ってもらう」にはほど遠く、やや近づきにくい記事の論調になっているのではないかと反省している。そこで、今後は関連する本の内容に触れる場合でも、あくまでも自分の思いや考えを核にしつつ、できるだけ柔らかい感じの論調にしていきたいと構想を練っている。うまく執筆できるかどうかは、保証の限りではないが…。

 

    したがって、以上のような今後の当ブログの運営方針を踏まえると、記事の充実を図るために、その時々の3つのカテゴリーに関連する課題意識に即してじっくり自分の思いや考えを深め、それに関連した本と対話する中で学んだことを記事に生かすことが肝要になる。そして、そのようにすれば、どうしても投稿ペースが落ちていくことになるであろう。奇特な読者の皆様には、次回から投稿する記事をカメのように首を伸ばして少し待っていただくことになると思うが、今後の充実した記事に“乞うご期待”ということでご容赦をお願いしたい。…これって、投稿する記事内容のハードルを少し高くしてしまったかもしれないなあ。ちょっとプレッシャーを感じてきたが、とにかく楽しく記事を書くことをモットーにしてこれからも頑張っていきたい…。