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「人生・生き方」「教育・子育て」「健康・スポーツ」などについて考え、雑学的な知識を参考にしながらエッセイ風に綴るblogです。

コロナ禍でも、生後5か月を経た孫Mもすくすく育っています!

    先週の日曜日に2回目のコロナ・ワンチンの接種を無事終え、私自身は少し安心した気持ちになっているが、東京オリンピックパラリンピック大会の開幕が間近に迫った東京都では新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大している。感染力が強まったインド型のデルタ株が蔓延しているようなので、今後ますます感染者が急増することが予想される。主催者側は「安心・安全な大会開催」を標榜して、ほとんどの競技会場は「無観客」にしたり、選手の移動に際してはバブル方式による感染防止策を講じたりすると言っているが、果たしてどうなることか?多くの国民にとっては「不安・危険な大会開催」の様相を呈しているが…。まあ、大会が始まれば、国民の一人としてテレビの前で日本人選手の活躍をしっかり応援したいが、本音としては何とか新型コロナウイルスによる被害を最小限に抑えながら、円滑な運営によって大会を無事終えてほしいと願うばかりである。

 

 さて、そのような中、二女が生後5か月を経た孫Mを連れて実家である我が家へ来て泊まることになった。当市で開催される二女が所属しているフラダンス教室の発表会の応援と、二女にとっての母方の祖母(私にとっては義母)の93歳の誕生会への参加のための帰省である。二女たちが自宅マンションに戻ってから、私たちじじばばは何度か二女宅を訪問してMと会っているが、我が家での再会は約3か月振りである。Mは私たちじじばばの顔を覚えているだろうか?我が家で機嫌よく過ごしてくれるだろうか?そんな他愛もないことが気になる。でも、今日、実際に再開してみると、それらのことはすぐに杞憂に過ぎなかったことが分かった。 

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  雨の中、車での約1時間半の移動時間を眠って過ごしたMは、我が家に到着してすぐは固まった状態だった。でも、ほんの5分間ほどで表情は柔らかくなり、私たちじじばばの顔を見て笑顔まで見せてくれた。もちろん私たちが交互に抱っこしてやるとしばらくは家の中を見回して、普段の環境との違いを確かめつつ新しい環境に慣れようとしていた。それもほんのしばらくの間で、その後はおしゃぶりのおもちゃを咥えながら、「アー、アー」「ウー、ウー」と喃語をよくしゃべり、時には大きな声で「ウギャーッ」という奇声を発するなどして機嫌がよかった。また、腕と腰が疲れてしまった私たちじじばばがMをベッドに下ろそうとすると、まだ抱っこしてほしいとばかりに訴えるほどになった。私は腕の筋肉が悲鳴を上げそうになったが、孫のために何度も抱っこして、新生児頃の自己流子守歌を歌ってあやした。普段、Mとのかかわり合いがないので、この時とばかりに張り切ったのである。

 

 その後、二女をフラダンス発表会の会場へ車で送迎した。送迎の間の待ち時間、私は「指導員」として今後の仕事の質を高めようと、馴染みの古書店で「特別支援教育」に関する本を3冊買った。そして、二女からの連絡を受けて迎えに行き、自宅に帰ってみると、長女と孫Hが来ていた。Mはまだ昼寝から目覚めていないので、私はHと二階の和室へ上がり、最近Hがハマっている「スポーツ育脳マット」の対戦ゲームをして遊んだ。この「スポーツ育脳マット」は大変な優れもので、幼児の集中力や敏捷な動き、タイミングのよい動き等を育成するには最適の教育玩具である。私が結構本気でやっても、4歳のHが必死にすると負けることがあるぐらいである。

 

 Hと私が対戦ゲームに夢中になっていると、長女が階下から「もうすぐ出発の時間だよ。」と呼んだので、私たちはしぶしぶゲームを止めて義母の誕生会の会場へ出掛けることにした。私とHは長女の車、妻とMは二女の車に分かれて乗って会場へ行くと、ちょうど義母と義姉夫婦も到着したところだった。会場の料亭は湯葉料理が自慢の店だった。Hを含めて8人は、湯葉料理をメインとしたコース料理(Hは特製のお子様セット)を堪能した。その間、代わる代わる大人たちに抱っこしてもらったり、柔らかいマットの上で寝させてもらったりしながら、Mは愚図ることもなく穏やかな表情で過ごした。「Mは本当に穏やかな性格の子だねえ。」と皆で感心した。

 

 今、普段とは違って遅い時刻に二女がお風呂に入れてやっている。私は2階の書斎でパソコンのボードを叩いているのだが、大きな泣き声が聞こえてきた。もしかしたら眠くなったのかな?それとも慣れないバスルームの雰囲気が嫌だったのかな?そんなことを考えていたら、いつの間にか泣き声が止んだ。私が気を揉むような事態ではなかったのだろう。ついつい要らぬ心配をしてしまう私だが、今のところMもすくすくと育っているようなので、一安心である。そう言えば、もうそろそろ離乳食を食べさせ始める時期だ。Mには食物アレルギーがないだろうか?…またまた私の心配性が頭をもたげてきた。まあ、なるようにしかならないこともあるから、今夜はMの穏やかな寝顔を見て、ほっこりした気持ちで寝床に就くことにしよう。皆さん、オヤスミナサ~イ…。