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「人生・生き方」「教育・子育て」「健康・スポーツ」などについて考え、雑学的な知識を参考にしながらエッセイ風に綴るblogです。

二女と孫Mが自宅マンションへ戻り、じじばばは孫ロス状態になっています!

 先週の金曜日、4月16日に二女と孫Mが我が家から自宅マンションへ戻った。前夜、いつもとは違い、Mは2回続けて3~4時間ほど寝てくれたので、私たち3人はまとまった睡眠時間を確保することができた。「何とママやじじばば孝行なのだろう!」と、私たちは爽やかな目元をお互いに見合いながらMを褒め称えた。当日は、午前中2度目の授乳後に、私がいつもの自己流の子守歌でMを寝かし付けたらすぐに入眠したので、10時前にはチャイルドシートに乗せた。そして、Mの付き添いで妻も同乗した二女の普通乗用車と、我が家で使用していた様々な育児用具を載せた私の軽乗用車の2台で、我が家を出発した。高速自動車道を利用して約1時間半のドライブだったが、幸いその間Mはぐっすり寝ていたそうである。

 

 正午過ぎに2台の車は、二女たちの自宅マンション駐車場に到着した。到着後、すぐに育児用具を運び入れ、子育てのための準備を整えた。しばらくするとMが泣き始めたので二女がオムツ替えと授乳をして、その後、じじばばが寝かし付けた。そして、3人で更なる子育て環境の整備と入浴の準備等をしていたらもう4時過ぎになったので、妻の援助を受けて二女がMを入浴させた。その後、二女が夫婦の夕食と生活必要必需品等の買い物に出掛けた。二女が帰宅してから、入れ替わりに私たちじじばばが洗濯用の突っ張り棒を買いに出掛けて、帰ると時計の針は18時半過ぎを指していた。Mはベビーラックですやすやと眠っていた。私たちは帰りに二女の夫の実家へ立ち寄る用事があったので、心残りではあったが19時前に二女たちの自宅マンションを出発した。何とか短時間で所用を済ませて私たちが帰宅したのは、21時半頃だった。本当に長い1日になった。

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    それにしても、新米ママの子育てサポート=孫育ての日々は大変だった。Mの授乳やオムツ替え、沐浴および入浴、寝かし付け等の世話をサポートするのだが、何分にも二女は初めての育児経験なので、最初の頃は私たちじじばばの負担も大きかった。また、二女がMの世話を主にできるようになっても、より手際よく効果的にできるためのコツを身に付けるためには、あまり口出ししないで見守りながら足らざるところをサポートする必要もあった。そのために、既に還暦を過ぎている私たちじじばばは、身体のあちこちに痛みが起こったり精神的な疲れも出てきたりしてきた。特に妻は食事から洗濯等の家事全般も担いながら夜間も二女の傍で寝て、Mの世話をする二女のサポートをしていたから、心身の疲労が限界にきていたのではないかと思う。その点、私の方は家事も手伝い程度で、二女の子育てサポートと言っても昼間の寝かし付けが主な役目だったから、大して疲労感が残ることもなかった。しかし、それでも途中からMの寝かし付けを夜間もするようになり、さらに最後の方ではMのオムツ替えや入浴等もすることになったから、少し疲労感が溜まってきていた。そろそろ限界に近づいてきているとおぼろげながら考えていた時、二女から「今週の土曜日はMが生まれて2か月目になるから、その前に自宅へ戻る。」という申し出があり、先週の金曜日にそれを実行に移したという訳である。

 

 ここ数日間、私たちじじばばは孫ロスの状態になっている。何と言っても、約2か月間、新米ママの二女の子育てをサポートするべく、孫育てに奮闘してきたのだから仕方がない。それにMとのかかわり合いが日に日に多くなるにしたがって、Mに対する愛情が深くなってきたのだから当然だ。確かに二女と孫Mが帰ってから、表面上は元の穏やかで平坦な暮らしに戻ってきた。しかし、その内面にはポッカリと大きな穴が開いたような感じがする。特に、赤ちゃん特有のMの匂いがふと嗅覚に蘇る時には、何とも言い難い懐かしさとともに物寂しい心情に陥ることがある。そんな時には心の中が切ない感情に支配されてしまう。また、二女たち夫婦が我が子Mの子育てをすることが当然だと頭では分かっている反面、身近にいてMの世話をしてやりたいという願望が起きてくるというアンビバレントな心理状態になってしまう時もある。

 

 そのような中、昨日は、この2か月間ほど我が家に遊びに来るのを我慢していた4歳の初孫Hが、長女に連れられて久し振りに訪れて、約1時間元気に遊んで帰った。整頓するために片付けていた様々なおもちゃを取り出して、室内の至る所で楽しそうに遊ぶHの相手をしながら、私は「そうそう、2か月前まではこんな感じだったなあ。」と呟いていた。この調子だと、孫Mロスの状態から脱出するのに、そんなに時間が掛からないかもしれないなあ…。